エアコンを長持ちさせる秘訣|自分でできる掃除とプロのクリーニング活用法
2025/02/12
エアコンは、暑い夏や寒い冬に欠かせない存在ですが、定期的に掃除をしないと性能が低下し、思うように部屋が冷えなかったり暖まらなかったりします。また、内部にホコリやカビが溜まることで、イヤな臭いが発生したり、健康に悪影響を及ぼしたりすることもあります。「最近エアコンの効きが悪い」「なんとなくカビ臭い」「電気代が上がった」と感じたら、それは掃除が必要なサインかもしれません。
適切にメンテナンスを行えば、エアコンは快適に使い続けることができ、余計な電力消費を抑えることにもつながります。そこで今回は、自分でできるエアコン掃除の方法と、プロのクリーニングを利用するメリットについて詳しく解説します。
エアコンを掃除しないとどうなるのか?
エアコンは、空気を取り込み、それを冷やしたり温めたりして室内に送り出します。そのため、内部のフィルターや熱交換器にホコリや汚れが付着しやすいのが特徴です。この汚れを放置すると、さまざまな問題が発生します。
まず、ホコリがフィルターに詰まると、エアコンの空気の流れが悪くなり、冷暖房の効率が低下します。その結果、設定温度を低くしても部屋が涼しくならなかったり、暖房を強めてもなかなか暖まらなかったりする状態になります。また、エアコンが必要以上に稼働するため、無駄な電力を消費し、電気代の増加につながります。
さらに、エアコン内部の湿気とホコリが結びつくと、カビが繁殖しやすくなります。カビはエアコンの風と一緒に部屋中に広がり、それを吸い込むことでアレルギーや咳、くしゃみなどの健康被害を引き起こすことがあります。特に、小さな子どもや高齢者、アレルギーを持っている人がいる家庭では注意が必要です。
また、エアコンの内部が汚れていると、異音が発生したり、部品に負荷がかかって故障しやすくなったりします。掃除をしないまま使い続けると、最悪の場合、エアコンの寿命が短くなり、早期の買い替えが必要になることもあります。
自分でできるエアコン掃除の方法
エアコンの掃除には、自分でできる部分とプロに任せるべき部分があります。まずは、日常的に行えるメンテナンス方法を紹介します。
フィルターの掃除
フィルターは、空気中のホコリをキャッチする役割を担っています。ここに汚れが溜まると、空気の流れが悪くなり、エアコンの効率が落ちてしまいます。目安として、2週間から1ヶ月に一度は掃除をするのが理想です。
掃除の方法は簡単です。まず、エアコンの電源を切り、フィルターを取り外します。掃除機を使ってホコリを吸い取るだけでも効果がありますが、汚れがひどい場合は水洗いを行いましょう。中性洗剤を使って軽くこすり洗いし、しっかりすすいだ後、完全に乾かしてから元に戻します。フィルターが濡れたまま戻すと、カビが発生する原因になるため注意が必要です。
吹き出し口・ルーバーの掃除
エアコンの吹き出し口やルーバー(風向きを調整する羽根)は、ホコリやカビが付きやすい部分です。ここを掃除することで、エアコンの風がより清潔になり、カビの発生を防ぐことができます。
掃除をする際は、エアコンの電源を切り、アルコール除菌シートや薄めた中性洗剤を含ませた布で拭き取ります。細かい部分の汚れが気になる場合は、綿棒を使って掃除すると効果的です。
室外機の掃除
エアコンの性能を維持するためには、室外機の掃除も大切です。室外機が汚れていると、エアコン全体の効率が落ち、電気代が無駄にかかることがあります。
掃除をする際は、まず室外機の周囲に落ち葉やゴミが溜まっていないか確認し、取り除きます。その後、掃除機やブラシを使ってホコリを落とし、必要に応じて水で軽く洗い流します。ただし、電気部分に水がかからないように注意しましょう。
プロのエアコンクリーニングを利用するメリット
フィルターや吹き出し口の掃除は自分でできますが、エアコンの内部にある熱交換器やファンの汚れは、分解しないと掃除することができません。こうした内部の汚れを放置すると、エアコンの効率が低下するだけでなく、カビ臭い風が出る原因になります。
プロのエアコンクリーニングでは、専用の洗浄機と洗剤を使い、エアコンの内部を徹底的に洗浄してくれます。これにより、冷暖房の効率が大幅に向上し、電気代の節約にもつながります。また、エアコン内部のカビやホコリが完全に除去されるため、アレルギーや健康被害のリスクを減らすことができます。
エアコンの寿命を延ばす効果もあり、定期的にクリーニングを行うことで、長く快適に使い続けることができます。
エアコンクリーニングを依頼するタイミング
エアコンクリーニングは、次のタイミングで行うのが理想的です。
冷房を使い始める前の春(4~5月)
本格的にエアコンを使う前に汚れを取り除くことで、快適に冷房を使えるようになります。
冷房を使い終わった秋(9~10月)
夏の間に溜まった汚れをしっかり落とし、カビの発生を防ぐことができます。
エアコンの使用頻度が高い場合は、年2回のクリーニングを行うことで、常に清潔な状態を保つことができます。
まとめ|定期的な掃除とプロのクリーニングで快適な空間を
エアコンを快適に使うためには、日常的な掃除とプロのクリーニングを組み合わせることが重要です。フィルターや吹き出し口の掃除は定期的に行い、内部の汚れはプロのクリーニングを利用することで、エアコンの性能を最大限に引き出すことができます。
エアコンの掃除を習慣化し、適切なメンテナンスを行うことで、快適な空間を維持しながら、電気代の節約や健康被害の防止にもつながります。ぜひ、エアコン掃除を実践し、快適な環境を整えてみてください。
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