エアコントラブルを避ける為、雪が降る前にやっておくこと！

本日の夜、愛知県でも雪が降るとの予報です。
どれほどの降雪かは分かりかねますが、昨年のクリスマスと同じ降雪だと仮定した場合に必ずやっておいた方が良いことが一つあります。
全員が該当する訳ではありませんが、室外機周りの物をどけておく。
これだけで無駄な電気量の消費も抑えられ、「エアコンが途中で止まる」「部屋が暖まりにくい」「異音がする」といった降雪時のトラブルが起こりにくくなります。

室外機周りに雪が積もりやすい状況になると、エアコン室外機内部にある熱交換器に霜が付きやすくなります。
エアコンは暖房運転時は屋外に冷たい空気を吹き出しており、その時熱交換器は非常に冷たくなっているため空気中の水蒸気が結露して熱交換器に付着し凍ってしまい霜となります。
熱交換器に霜が付着すると、吸気が妨げられてしまい効率よく運転できなくなってしまいます。
その為、エアコンには霜取り運転の機能が備わっており、これが暖房運転中にエアコンが止まってしまう原因です。
エアコン周りをできる限り「何もない」状態にすることにより、雪で室外機が覆われづらくなります。結果として霜が付着しづらくなります。
また、専用の防雪フードもあり降雪地帯のエアコン工事ではよく施工されています。