バードの法則とは
2024/04/10
バードの法則は、1969年にフランク・バード氏によって提唱された、重大事故と軽微な事故、ヒヤリハットの関係性を示す法則です。
297社の175万件もの事故報告を分析した結果から導き出されたもので、「1:10:30:600の法則」とも呼ばれています。
これは、以下のことを意味します。
・重症または廃疾を伴う重大事故が1件発生する裏側には、軽微な傷害を伴う事故が10件、物損のみの事故が30件、ヒヤリハットと呼ばれる軽微な事故や危険予知が600件発生している
・重大事故は、軽微な事故やヒヤリハットの積み重ねによって発生する
・ヒヤリハットなどの軽微な事故を軽視せず、再発防止策を講じることが重要である
バードの法則は、ハインリッヒの法則と類似していますが、物損事故を含めた分析という点が異なります。
バードの法則の重要性
バードの法則は、単なる統計データではなく、安全管理における重要な示唆を与えてくれます。
重大事故は突然発生するのではなく、軽微な事故やヒヤリハットの積み重ねによって発生することを示しています。
ヒヤリハットなどの軽微な事故を軽視せず、再発防止策を講じることが重要であることを示しています。
安全意識を高め、潜在的な危険を察知することで、重大事故を防ぐことができることを示しています。
バードの法則の活用例
バードの法則は、様々な場面で活用することができます。
・職場における安全管理
・医療における医療事故の防止
・交通における事故防止
・スポーツにおける怪我の防止
・日常生活における安全確保
具体的には、以下のような取り組みが挙げられます。
・ヒヤリハット情報の収集と分析
・安全教育の実施
・安全設備の整備
・リスクアセスメントの実施
全てを完璧に行うことは非常に困難ですが、少しでも事故を減らすためにできることから始めていきたいですね!
ほんの少しの気の緩みから、重大事故が発生してしまい、時には死亡事故に発展してしまう事例も少なくありません。
エアコン取り付けで言うと、高所からの落下です。具体的には梯子からの滑落、屋根から滑落してしまい、怪我や死亡事故に発展するケースがあります。
また、脚立から滑落し骨折する事例も数多く報告されています。
エアコン取り付けは危険な現場もありますので、ベテランの職人さんも十分お気を付けください。
十分に対策を取れば、エアコン取り付けは安全に行うことができ、稼ぐことができる仕事です。
間もなく夏季繁忙期がやってきますので、怪我などされないよう気を付けてください!
AEグループの由来は「AirConditioner」と「Electricity」の頭文字をとって名づけました。
グループでは現在200名程の協力業者様が毎日全国各地でエアコン工事や電気工事に従事しております。
日々の生活には欠かせないエアコンや電気に関し、幅広い知識や多くの経験を活かして今後も社会に大きく貢献し、お客様や取引先様に感動を与えられる企業で在り続けるため、全身全霊で邁進する所存であります。
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