値上げラッシュだからこそ節電して快適に!エアコン節電術とそのコツ
2024/12/09
冬の寒い季節、エアコンの使用頻度が増えるにつれ、電気代が気になりませんか?
特に今年は政府の電気代補助が終了した影響もあり、多くの家庭で節電が課題になっています。
しかし、寒さを我慢して健康を害するのは避けたいところです。
そこで、今回はエアコンの節電術を具体的にご紹介します。これを実践すれば、冬場の電気代を賢く抑えつつ、快適な暮らしを実現できるはずです。
なぜ冬の電気代が高くなるのか?
何度かお話していますが、改めてごお話いたします。
冬の電気代が高くなりやすい理由の一つは、外気温と設定温度の差が大きいことです。
夏の冷房時は外気温が35℃で設定温度28℃の場合、温度差は7℃程度。
一方、冬は外気温が7℃で設定温度を20℃にすると温度差は13℃にもなります。この温度差がエアコンに負荷をかけ、消費電力を増加させているのです。
また、エアコンは設定温度に到達するまでの間が最も電力を消費します。
そのため、効率よく運転するためには、設定温度や使い方に工夫が必要です。
冬の節電術6選
エアコンを効果的に使うための節電術を6つご紹介します。
これらを実践することで、電気代を大幅に抑えることが期待できます。
少し手間がかかる方法もありますが効果絶大で、大手家電メーカーのパナソニックもお勧めしている方法です。
お時間のある方はリンクから飛べるので確認してみてください!
1. エアコンのフィルターを小まめに掃除する
エアコンのフィルターにほこりがたまると、空気の流れが悪くなり、エネルギー効率が低下します。
パナソニックの実験によると、フィルターを掃除しない場合、電気料金に約25%もの差が生じるそうです。
フィルターの自動掃除機能が付いたエアコンでも、油分や微細なほこりで目詰まりする可能性があるため、定期的なチェックが必要です。
お掃除機能付きのエアコンの場合、ゴミ箱が付いていると思うので(メーカーや機種による)本格的に使用する前に確認して捨てておきましょう。
また、お掃除ロボで取り切れていないほこりもあるので掃除しましょう。
2. 室外機の周辺を掃除する
室外機は外気との熱交換を行う重要な部分です。
周辺にほこりや落ち葉がたまると効率が悪化し、余計な電力を消費する原因になります。
特に秋から冬にかけては落ち葉が多くなるため、シーズンの始まりと終わりには掃除を徹底しましょう。
また、室外機の周りに物を置くと運転の妨げになるので極力室外機の周りに物を置かないようにしましょう。
3. 窓の遮熱対策をする
窓からの熱の出入りを抑えることは、エアコンの負荷を軽減するのに効果的です。
断熱シートや断熱カーテンを活用し、冷たい空気が室内に入り込むのを防ぎましょう。
また、床まで届くカーテンを使うことで、隙間からの冷気を抑えることもできます。
安くて簡単にできる節電対策として試してみてください。
4. サーキュレーターを併用する
暖かい空気は自然に部屋の上部にたまるため、部屋全体を均一に暖めるためにはサーキュレーターの使用がおすすめです。
エアコンの対角線上にサーキュレーターを置き、上向きに風を送ることで効率よく空気を循環させることができます。
これにより、設定温度を下げても快適な環境を維持できます。
サーキュレータ機能の付いているエアコンを使用している方は是非使用しましょう。
5. 風量は「自動」に設定する
最近のエアコンはセンサーが高性能化しており、室内の状況を的確に判断して運転を調整する機能があります。
風量を「自動」に設定することで、エアコンの能力を最大限に引き出し、効率的に部屋を暖めることができます。
人が手動で調整するよりも省エネ効果が高いので試してみましょう。
6. 設定温度は上げすぎない
環境省の調査では、暖房時の設定温度を1℃下げるだけで消費電力量を約10%削減できるとされています。
推奨されている室温は20℃です。
暖かくないと感じるでしょうが、一度体を慣らしてしまえば、これ以上温度を上げなくても十分快適に過ごせるはずです。末端を冷やさないように厚手の靴下を履いたり、厚着やブランケットを活用すれば一層節電効果が期待できます。
室内ではTシャツで過ごしたい!!という方には向いていませんが(笑)
今年の冬、節電を意識してみよう
パナソニックの調査によると、今年の冬、53%の人が「エアコンを我慢しよう」と考えています。
しかし、無理な我慢はストレスや健康に悪影響を及ぼすことも。
ただでさえ冬は乾燥する季節ですので、我慢しようとして身体にストレスがかかり、免疫力が低下して風邪をひきやすくなる可能性もあります。無理のし過ぎは良くありません。
始めは25℃から始めていき、徐々にエアコンの設定温度を下げて行くと自然と身体も馴れていくと思います。
また、室内の加湿も忘れずに行いましょう。湿度が低いと体感温度が下がりますし、風邪などにもかかりやすくなります。
私は、23℃の設定にし、湿度は40~50%にしています。更に結露防止と断熱の意味も兼ねて、リビングの掃き出し窓には通販で購入した遮熱フィルムを貼っています。
綺麗に貼れていませんが結露がしなくなりました。結露しないということは断熱ができているということです。
今回ご紹介した6つの節電術を実践しながら、無理のない範囲で節電を意識してみてください。
寒い冬を快適に、そして賢く乗り越えましょう!
AEグループの由来は「AirConditioner」と「Electricity」の頭文字をとって名づけました。
グループでは現在300名程のエアコン協力業者様が毎日全国各地で家電量販店でのエアコン工事や電気工事、住宅設備工事、リフォーム工事に従事しております。
日々の生活には欠かせないエアコンや電気に関し、幅広い知識や多くの経験を活かして今後も社会に大きく貢献し、お客様や取引先様、そして共に働いているエアコン工事業者様に感動を与えられる企業で在り続けるため、全身全霊で邁進する所存でございます。
現代は技術もそうですが、それ以上にCS(顧客満足度)が非常に重要となっており、CS評価が高いエアコン業者様かどうかで仕事量も変わってきます。
そのため、協力業者様それぞれに稼げるためのノウハウをご提供しております。
弊社では全国でエアコン工事協力業者様を募集しています。皆様からのご応募をお待ちしております。
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