工事事故➁

前回はディーゼル爆発についてお話しました。

今回は水漏れ（結露）についてです。

エアコンの水漏れ（結露）と言っても原因は様々です。

 

・室内機が逆勾配になっていた為に水が漏れた。

・ドレンが潰れてしまっていて、排水ができずに室内機から水が漏れた。

・ドレンを入替た際に、ドレンキャップをつけ忘れてしまい水が漏れた。

・左抜きなのに補助ドレンの入替を忘れ、ドレン内に水が溜まり水が漏れた。

・室内機側の断熱処理が不十分だったため決江尾賀発生した。

・スリーブを入れずに設置したことにより、壁内の空気が室内機に溜り、温度差で結露が発生した。

・内パテをしなかった為、壁内の空気が室内機に溜り温度差で結露が発生した。

 

上４つは経験が浅い作業員が焦って工事を行っている時に稀に発生します。経験者であれば、まずこのような失敗は起こさないでしょう。

スリーブに関しても、今は入れるのが当たり前ですので手抜きと分かっていて、施工をしなかった可能性が考えられます。

内パテに関しても同様に、機種によっては内パテを必ず施すことと設置説明書に記載があります。

パナソニックはカバーが外せるようになっていて内パテがしやすくなっています。

 

この辺りの作業を怠り、そのままにしていると壁内で水漏れが発生し、内壁から外壁まで貼り替えが必要になったり、床までカビてしまい床の張替えをする必要があったりと、ひと手間を省いただけでかなりの被害が発生します。

当社では工事の際に手向きをした際は損害保険の適用をお断りさせて頂いております。

ヒューマンエラーはつきものですので、「不意にドライバーを落とし床を気付つけてしまった」という様な事故に関しては改善や対策をして頂ければ使用することができます。

 

エアコン工事は稼げる反面、事故が起きると何十倍もの損害が発生します。

一つ一つの作業に集中し、事故が起こらない様に細心の注意を払い作業を行って頂ければ、それだけでご自身の信用は上がります。

事故が起きるのは仕方のない事ですが、ご自身が怪我をする可能性があるので甘く見ない様に気を付けましょう。

当社は真面目に協力的な方々対して、出来る限りのフォローを行っております。

これから夏季繁忙期に入りますが気になった方は何時でもお気軽にお問合せ下さい。

 

AEグループの由来は「ＡｉｒＣｏｎｄｉｔｉｏｎｅｒ」と「Ｅｌｅｃｔｒｉｃｉｔｙ」の頭文字をとって名づけました。
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