石綿（アスベスト）
2023/06/07
石綿（アスベスト）とは？
石綿の繊維1本は直径0.02-0.35 μ天然の鉱物で石綿（せきめん、いしわた）と呼ばれ、不燃性や耐熱性、耐食性に優れ、これまで建築資材としてさまざまな形で使われてきました。m（髪の毛の5000分の1）程度である。耐久性、耐熱性、耐薬品性、電気絶縁性などの特性に非常に優れ安価であるため、「奇跡の鉱物」として重宝され、建築材料、電気製品、自動車、家庭用品等、様々な用途に広く使用されてきた。
しかし、空中に飛散した石綿繊維を長期間大量に吸入すると、肺癌や中皮腫の誘因となることが指摘されるようになり「静かな時限爆弾」と呼ばれるようになった。
危険性
アスベストの繊維は、極めて軽く、呼吸とともに体内に侵入します。
髪の毛の5000分の1の細さなので、一切目には見えません。
鼻毛によって侵入を阻止されるもの、痰によって体外に排出されるものもありますが、肺の深部まで入り込んでしまうと、体内で分解・排出することができずに、肺の組織内に蓄積されていきます。
そのような状態でX線検査をすると、肺付近に白くもやもやとしたものが映ります。
「肺にアスベスト（石綿）が刺さっている」と表現されることもあります。
そして、数十年かけて肺をむしばみ、呼吸機能を低下させ、肺がんなどを発症させるのです。
アスベスト（石綿）が原因となって発症する疾病として以下の5つの疾病が挙げられます。
石綿肺
肺がん
中皮腫
びまん性胸膜肥厚
良性石綿胸水
参考：石綿が原因で発症する病気は？｜厚生労働省
これ等の症状は、約４０～５０年という長い潜伏期間を経て発症すると言われています。
そして、2023年10月1日より石綿障害予防規則、大気汚染防止法が改正・施工されます。
その結果、家電量販店などでエアコン工事に従事している方々は新たに資格が必要になってきました。
（１）石綿作業主任者
（２）建築物石綿含有建材調査者
主に上記2つの資格が必要となってきます。
これからエアコン工事を始める人も既に工事をしている人も必須となります。
現在申し込みが殺到しており、受講が難しくなっていますが、早めの取得を推奨いたします。
AEグループの由来は「ＡｉｒＣｏｎｄｉｔｉｏｎｅｒ」と「Ｅｌｅｃｔｒｉｃｉｔｙ」の頭文字をとって名づけました。
グループでは現在２００名程の協力業者様が毎日全国各地でエアコン工事や電気工事に従事しております。
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