来年の夏に向けて

すっかり寒くなってきて朝晩の冷え込みが激しくなってきました。

朝、布団から出るのが徐々に辛くなってきますね。

さて、以前にもお話ししましたが今年の夏は今までにないと言っても過言ではないくらい家電業界の売上が減少した夏でした。

そして、ラニーニャ現象が発生しているとのことです。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、ラニーニャ現象とは何ぞや？という方の為に簡単にご説明いたします。

 

ラニーニャ現象とは

南米大陸西岸のペルー沖の海水温度が通常に比べて下がってしまう現象のことを言います。　※何故低下するのかは趣旨と変わってきてしまうので割愛します。

ラニーニャ現象が発生すると東風が通常時よりも強くなり西部に暖かい海水が蓄積し、東部では冷水の沸き上がりが強くなります。その為、太平洋赤道域の中部から東部では、海面水温が低くなってしまいます。

ラニーニャ現象発生時はインドネシア周辺やフィリピン周辺の海で積乱雲が盛んに発生します。

 

．．．と、これがラニーニャ現象らしく、エアコン工事や家電量販に何も関係ないと思うかもしれません。

しかし、多かれ少なかれ日本の気候に影響してくる現象なので、エアコンや家電量販等の業界にも大いに関係があります。

 

ラニーニャ現象発生時の日本への影響

なんと、ラニーニャ現象が発生した際の日本への影響の一つに夏の気温が非常に高くなり猛暑となる傾向が強いとのことです。

そして冬は気温が下がり、大雪が降ることが多くなるそうです。

ということは、暑くなり寝苦しい日があれば季節家電であるエアコンの売行きは必ず伸びます。

屋内で暖をとる手段は沢山ありますが涼をとる手段は、ほぼエアコンによる冷房なのです。継続的にかつ快適に涼む方法はエアコン一択だと思います。

また、冬は寒くなり雪も降りやすくなるとのことなのであまり雪の降らない地域にも影響が出ると思います。

夏同様、冬にもエアコンで暖をとる方も増えてきていますし、家電量販店ではガス機器（ガス給湯器やエコキュート等）も販売、施工をしているので受注も自然に増えてきます。

基本的に夏はエアコン工事、冬はガス機器の工事と季節ごとに忙しい工事があるので、どちらも施工できる方は本当に年中忙しくなります。

 

来年はどうなのか

東海エリア、関西エリア、関東エリアの各エリアマネージャーの方と来年に向けての打合せを先日行ってきました。

先方様も今年の冬は寒くなることを見越しており、冬が寒かった後の夏は暑くなる確率が非常に高く今の時期から人を集めるた為に色々と作戦を立てておいででした。

当社に依頼させてことは、関東、関西エリアは人がいればす直ぐに欲しいと話ししてくださいました。

ただ、やはりエアコンしか施工能力の無い方に関しては、ほぼ夏しか仕事が出せないというところは他の取引先様と同様の回答でした。

ただし今はできなくても今後、覚えていきたいという意欲のある方は歓迎だとも仰っておりました。

資格や経験など条件はありますが取得すれば一生モノの技術ですので、是非覚えて頂きたいと思います。

また、組織の若返りをしたいとの声も多く頂きますので、他社からの移籍の方も大歓迎でございます。

どうぞお気軽にお問合せ下さい。